トップにこだわる男の夢:私のインテリア自分史

株式会社ユザワ インテリア自分史 第六回

前回までは、世界に誇る観光名所「日光」の、インテリアにおける見どころを紹介してきました。
思えばこの日光の地が、私の中のインテリアスピリットを育んでくれたのかもしれません。

今回からは趣をかえて、私が歩んできたインテリアジネスについて語りたいと思います。

30年にわたる私の経験をお話しすることで、ビジネスに対する姿勢、チャンスの活かし方、ハンディキャップを乗り越える方法、成功事例はもちろんのこと、失敗事例から学んだ教訓、さらには現代日本の課題ともなっている事業継承問題などについて、若い方への道標になれば幸いです。

なお、弊社株式会社ユザワは2年後の2021年に創立 30 周年を向かえます。
その際には、この「私のインテリア自分史」を元に「私のインテリアの原点と自分史」(仮題)としてまとめ、日本のインテリアビジネスを担う若手の皆さんに少しでもお役に立てるような冊子にしたいと思います。

【写真は、私がインテリア業界を目指すきっかけとなった文部省海外派遣時の思いを綴った体験記「世界は小さい」】

【写真は、私がインテリア業界を目指すきっかけとなった文部省海外派遣時の思いを綴った体験記「世界は小さい」】

自由で気ままな内容ではありますが、当社と私自身についてご理解を一層深めて頂ければ、望外の幸せです。

さて、今回からの「ビジネス編」のスタートとして、私がインテリアビジネスを志した23歳の時から一貫してこだわっている「トップを目指す」という経営理念が、どこから生まれたかについて、お話ししたいと思います。

原点は、中学時代からの親友、Y君の言葉でした。
中学を卒業し、それぞれが別の高校に進学する際に、Y君は私に

「トップになれよ」

という言葉をかけてくれました。

お互いがそれぞれの新天地でトップになろう。
そういう意味だったのでしょう。
実際、彼はその言葉通りの人生を歩んでゆきました。
当初は普通高校から公務員として就職しましたが、その翌年、なんと中央大学に進学し、卒業後は県立高校に奉職し、教頭にまで上りつめました。
また、山岳部の顧問をしながら、世界の最高峰エベレスト登山を成功させた男でもあります。
その後、文科省登山研修所所長を務めて定年。
現在は栃木県山岳会のトップとして社会貢献しています。

そんなY君の言葉、「トップになれよ」が、鮮明に記憶に焼き付き、以降の私の座右の銘となりました。

私が入学した高校は農業科・商業科・林業科・工業科・家政科、夜間・分校2つという県下最大のマンモス校でしたが、Y君の言葉のおかげで、高校 1 年から生徒会副会長になりました。
野球部が甲子園初出場を果たしたときは生徒会を代表して応援も行き、卒業時は約600名いた学年のトップで卒業証書を授与されました。

さて、インテリア業界で創業してからも、企業理念として「トップを目指す」ことを掲げて、起業時から現在まで経営を続けています。

トップになるには、トップを見習え。

当社の取引先のひとつである、業界トップのハウスメーカーに、Oさんというトップセールスマンがいます。
彼の異名は「牛と話ができる人」。
牛にさえ話しかけるのでは、というほどに、誰にでも話しかけて、自社の家をPRする人なのです。

そんなOさんの姿勢を見習って、私も当社の営業スタッフも、すべての人に気兼ねなく、気後れすることなく話しかけをするようにしています。

【私を含め、当社スタッフは、Oさんの営業姿勢をお手本に、コミュニケーション力アップを意識しています。】

【私を含め、当社スタッフは、Oさんの営業姿勢をお手本に、コミュニケーション力アップを意識しています。】

トップを目指すための、一例です。

また、インテリア業界活性化のために、インテリアコーディネーター団体設立にも尽力しています。

【栃木インテリアコーディネーター協会のリーフレット】

【栃木インテリアコーディネーター協会のリーフレット】

平成元年に日本で 4 番目のインテリアコーディネーター団体「栃木I.C協会」を設立したのを皮切りに、茨城I.C協会、埼玉I.C協会、 I秋田 I.C クラブの設立に関与してきました。
I.C 団体設立に関してはトップだろうと思います。

さらに、これはインテリアビジネスとは関係ありませんが、ホッケーのクラブチームの会長を仰せつかっております。

【フリーデンホッケークラブの活動】

【フリーデンホッケークラブの活動】

日本で唯一人工芝のマイコートを持つクラブで、全国スポーツ少年団ホッケー大会で日本一を3 回達成しています。
これも「トップになれ」を意識しつづけた結果と自負しています。

Y君から贈られ、私が理念として持ちつづけている「トップ」意識は、なぜ重要なのか。

日本で一番高い山は、富士山です。
では、二番目に高い山は?
答えは「北岳」。

世界で一番高い山は、先述した通りエベレストです。
では、世界で二番目に高い山は?
答えは「K2」。

どんなものでも、一番は広く知られていますが、二番目はほとんど知られていません

だからこそ、トップを狙うことが重要だと私は考えているのです。

これが、 ユザワ創業時からの理念「トップ」にこだわりることの原点です。

次回はトップを目指して実践してきた具体的な活動、目標の設定方法について、書きたいと思います。

これまでの「私のインテリア自分史」
第一回:農家の長男、世界でインテリアに感動する
第二回:インテリア業界で30年つら抜いた提案型営業
第三回:日光から日本のインテリアを良くしよう(中禅寺湖編)
第四回:日光で日本のインテリアの原点を知ろう(日光編パートⅠ)
第五回:日光で日本のインテリアの原点を知ろう!!(日光編パートⅡ)
第六回:トップにこだわる男の夢(日光編パートⅡ)(このページです。)

この記事の執筆者は

湯澤隆司
インテリア商品の代理店株式会社ユザワの代表取締役社長。 同社は北関東を中心に、全国を営業エリア(北海道を除く)に持ち、大型ハウスメーカー・大型店向けや小売り、工事店、専門店等に卸売営業している。ウインドゥトリートメント分野では東日本トップクラスの実績を誇るメーカー代理店。

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