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インテリアを輸入壁紙でもっと楽しもう~輸入壁紙専門店WALPA
- 2018/2/16
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服を着替えるように、インテリアも輸入壁紙で着替えてほしい
日本は世界第四位の壁紙消費国なのに、売れている壁紙の99%は白。
壁紙職人だった濱本廣一氏(WALPAを運営する株式会社フィル代表取締役)が、なにも考えることなく白い壁紙を選ぶ日本の現状に「おもしろくない」と異議を唱えたのがWALPAのルーツです。
輸入壁紙はデザインが個性的で選ぶ楽しさがあるだけでなく、幅が50cm前後と国産壁紙の半分程度の大きさなので素人でも施工しやすいということから、DIYで輸入壁紙のインテリアを楽しむことを提案するインターネットショップとしてWALPAはスタートしました。
輸入壁紙の魅力は、ファッショナブルで情報感度が高いクリエイターを中心に急速に知れ渡りましたが、同時に実物を見たいという声も高まりました。
その要望に応えるためにオープンした実店舗が渋谷のストアですが、現在は恵比寿、銀座、そして大阪と三つの実店舗があります。
特に本社のある大阪は、「ストア」ではなく「WALLPAPER MUSEUM WALPA」と命名されていて、その名の通り壁紙の博物館のようです。

WALLPAPER MUSEUM WALPAの外観は、まさに博物館のような知的な雰囲気。
そして、店内のインテリアすべてが輸入壁紙のリアルなサンプル【施工事例】になっています。
店舗に入ったら目に飛び込んでくる壁面も
トイレや洗面室、そしておむつ替えスペースも
さりげなく置いてあるスツールも
すべてが輸入壁紙の施工例や活用法になっています。
左右の壁面には約800種類の壁紙(取り扱い総数は20,000種類!)がまるで図書館の本棚のように整然と並んでいて、
ひとつひとつ、柄や手触りまで確かめられるようになっています。
奥の方にびっしりとあったのは、なんと巨大な壁紙サンプルでした。
壁面に実際に貼ったらこんな感じ、というのを実物大で体感してもらいたい、という思いからこのサンプルを用意したとのこと。
確かに、これなら施工後のインテリアイメージが明確に伝わります。
2階はヨーロッパのホテルのラウンジのようなシャレた空間になっていて、ここで様々なワークショップが開催されるとのこと。
そして筆者のおススメのコーナーがここです。
ここは、輸入壁紙の「貼ったり」「はがしたり」を実際に試せるボード。
気軽に貼ったりはがしたりできる、ということを提唱しているWALPAですが、輸入壁紙未経験の人には「本当に簡単にはがせるの?」「はがした後にのりとか残らないの?」など、心配事がいろいろあります。
そんな人のために用意されているのがこのコーナー。
しっかりと貼られている壁紙を自分ではがして、はがしやすさやはがした面がどんな状態かを身を持って体験できます。
実際にはがしてみると、しっかりと壁に粘着しているのにスルスルとはがれていく感じ。
そして、はがれた後(一般的なビニールクロスが貼られています)は壁側も壁紙側も全然ベタベタしていません。
これが、粉のりで不織布やフリースの壁紙を貼った時の特徴とのこと。WALPAでは、この【壁紙(不織布・フリース)×粉のり】スタイルを日本に普及させてきましたが、やはり実地に体験できれば初めての人でも安心して輸入壁紙貼りに挑戦できます。
もちろん、はがすのとは逆に貼る体験もできます。
輸入壁紙DIYが初めての人は、安心して施工にチャレンジできるように、そして輸入壁紙が好きな方には最新のデザインを発見できる場として、WALLPAPER MUSEUM WALPAはすべての輸入壁紙ファンが楽しめる空間です。
WALPAのホームページ
https://walpa.jp/
(記者:西脇 功)