
【基本情報】 チューリップアームチェア(Turip Arm Chair) デザイナー:エーロ・サーリネン(Eero Saarinen) 1957年/アメリカ 製造:ノール社(Knoll) 【デザインの背景】 アメリカのミッドセンチュリーを代表する建築家の一人、エーロ・サーリネンによってデザインされたこの椅子は、チューリップの花のように見えることからチューリップチェアと名付けられました。美しい曲線を描くFRPのシェルにシンプルなアルミダイキャストの台座を一体化させたユニークなデザインで、異なる素材を緻密な設計によってデザイン的に結合させた名作です。一本足の台座を使ったデザインは、テーブルや椅子の脚が林立する煩雑さを解決するためと言われています。 |
【現在の状況】 アームチェアとサイドチェアの2タイプがあり、現在もノール社で生産されています。 |
【インテリアデザインと椅子】
サイドチェアタイプの椅子を配置したダイニングルームです。FRP製の白く美しいシェルとビビッドなファブリックのシートの明るく健康的な色調に合わせて、赤をアクセントにした空間を作ってみました。