
その空間に漂う空気感さえ一変させる光と音の共演
ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社のLED電球スピーカー「LSPX-101E26」と大光電機株式会社の照明デザインが作り出す照明と音響が調和するインテリア空間。
その誕生ストーリーを3回に渡る連載で紹介しましたが、その空間を実際に体感できる場所が京都にできた、という連絡を受けてさっそく取材に伺いました。
その場所とは、2018年3月にオープンしたホテルインターゲート京都四条新町。
「最高の朝をお届けする」というコンセプトの、洗練と伝統が融合した新しいスタイルのホテルです。
照明と音響が調和するインテリア空間は、このホテルのエレベーターホールにしつらえられていました。
ホテルのエレベーターホールはとかく無機質になりがちですが、ホテルインターゲート京都四条新町におけるそれは、心も体も落ち着かせるしっとりとした空間です。
これから泊まる部屋への期待感が高まるようにデザインされています。
そんなインテリアをあかりと音で演出しているのがソニーのLED電球スピーカーと大光電機の照明デザインです。
エレベーターホールに入ると最初に目を奪われるのが、二つのあんどん。
ひな祭りのぼんぼりをイメージさせる日本の伝統的な照明器具です。
正面の壁にある縦長のスクリーンはまるで掛け軸のよう。
ホールに入って振り返ると、純和風の置き照明と絵画を照らすダウンライトのあかりが壁面を効果的に照らし出していて、細部まで気を配った照明デザインを堪能できます。
そしてホール全体には、空間をしっとりと潤わせるような心地よい音がゆったりと漂っているのです。
照明器具に近づいてみると、ぼんぼりの中にはソニーのLED電球スピーカー「LSPX-101E26」がセットされていました。
和風の置き照明のあかりもやはりLED電球スピーカーです。
ホテルインターゲート京都四条新町のエレベーターホールは、この三つのLED電球スピーカーで、光と音が調和するインテリア空間を構成していました。
3つのLED電球スピーカーからは別々の音が流れ、エレベーターホール内を歩くと聞こえ方が変化することがわかります。
光と音でインテリア空間をより立体的に体感させるのが、この全く新しい空間デザインです。
光の演出は写真である程度わかりますが、音の演出はその場に立ってみるのが一番です。
ホール正面の掛け軸のようなスクリーンには京都の伝統と洗練をイメージさせる動画が流れていますが、この映像とも心地よく調和しています。
照明、音、映像が緻密にデザインされたインテリア空間。
京都にご旅行の際には、ホテルインターゲート京都四条新町に立ち寄られてみてはいかがでしょうか。
ホテルインターゲート京都四条新町の部屋も少し見せてもらいました。
各部屋ごとに、西陣織で作られたベッドライナーが設えられていて、目を楽しませてくれます。
京都旅行の滞在先候補として検討されてもよいかもしれません。