ホームステージングは写真映えが反響に直結します:ソルトステージング

ホームステージングは写真映えが反響に直結:ソルトステージング

ソルトステージング田中正彦氏ソルトステージング事業部(株式会社樹望21大阪支店 大阪市北区)の田中正彦さんは、大学院で建築学修士を終了後に渡米して、ロスアンゼルスでさらに建築学を学んだあと、米国のデザイン事務所で9年間インテリアの仕事に携わりました。同時期、米国内で住宅を購入した際にホームステージングに出会い、その有用性を実感。日本に帰国後、ソルトステージング事業部を立ち上げました。米国で培ったインテリアデザインのスキルを活かしたホームステージングについて、お話を伺いました。

 

 

― 田中さんは大学院、そしてアメリカで建築学を修められたわけですが、インテリアの仕事に携わるようになった経緯は?

田中:米国留学中に、大手インテリアデザイン事務所(AECOM https://www.aecom.com/)から強いオファーをいただいたのがきっかけです。当時、アメリカでは9.11後の不況から回復してきた時期で、企業は人材確保に注力していたんですね。そのインテリア事務所も従業員10万人規模の大企業で、ぜひ来てほしいとアピールされたので、それならばとインテリアの業界に進んだんです。

― アメリカでは、どんなインテリアデザインをされていたのですか?

田中:美術館や商業施設、オフィスなどいろいろです。ユニークなものとしては、ロス市警本部やアネンバーグ写真美術館(AECOM在籍中)も手がけました。おかげさまで私がデザインした様々なインテリアで、20を超える賞もいただきました。

― アメリカでご活躍の折にホームステージングにも出会われたとか?

田中:ロスアンゼルス在住中に自宅を購入したんですが、その際に見た物件のいくつかがホームステージングされていたんです。何もないがらんどうの物件と比較して、ホームステージングされた物件は中古住宅でも大変魅力的に見えました。

ホームステージングの本場、アメリカのステージング例

ホームステージングの本場、アメリカのステージング例

― アメリカのインテリア業界で順風満帆だったわけですが、日本に戻られたきっかけは?

田中:もともとアメリカでの仕事は10年ぐらいと考えていましたし、アメリカでのインテリアの仕事はやりきったと感じはじめたのもあって、帰国しました。

― 日本ではあまり認知されていなかったホームステージングをやろうと思った理由はなんですか?

田中:長年ロサンゼルスに住んだ者の目からは、日本の都心部の家は間取りが狭く、デザインが画一的で窮屈に映りました。そこで、インテリアデザイナーとしての経験とロサンゼルスでの生活の経験を活かして、日本の住環境を改善したいと思いました。その手法としてホームステージングで中古住宅流通を活性化すれば、もっともっと豊かなライフスタイルが可能な住環境になるんじゃないかと考え、ホームステージングサービスをスタートさせました。2016年当時、日本ではまだまだ知られていないサービスだったので、先行者としての優位性もあると思いました。

― 日本でホームステージングを初めて、どのように感じました?

田中:日本の中古住宅の価格はアメリカに比べて不当に安いと感じています。それは日本が新築信仰が強かったからだと思いますが、これからは中古住宅がもっと見直されていくとも思います。リフォームやリノベーションをすることで中古住宅の価値は向上できますが、その価値を正当に伝えて、さらに価値を高めることができるのがホームステージングだと実感しています。実際、2016年のサービス開始以来、着実にホームステージングの需要は高まっていますね。

― ソルトステージングならではのホームステージングを教えてください。

田中:アメリカのインテリアデザインはいかにして空間を美しく見せるかをロジカルに考えます。
そして、最終的には、フォトグラファーと組んでデザインの良さが伝わるように写真撮影をします。

米国ではフォトグラファーと組んでインテリアデザインの撮影も行っていた。写真はアネンバーグ美術館のインテリアデザインを、著名な写真家Julius Shelman(故人)と撮影した時のもの。

米国ではフォトグラファーと組んでインテリアデザインの撮影も行っていた。写真はアネンバーグ美術館のインテリアデザインを、著名な写真家Julius Shelman(故人)と撮影した時のもの。

この経験が物件を美しく見せる弊社のホームステージングに活かされてます。弊社のホームステージングの特徴を一言でいえば、なんといっても写真映えがすることです。Webや広告などに掲載する写真の良し悪しが、反響に直結するので写真は本当に重要なんです。

写真映えを考慮しながらステージングしたインテリアの事例01

写真映えを考慮しながらステージングしたインテリアの事例01

写真映えを考慮しながらステージングしたインテリアの事例02

写真映えを考慮しながらステージングしたインテリアの事例02

アメリカでの経験を活かし、まずは構図を考え、その構図に対して写真映えするように演出していきます。そして、写真撮影も行います。弊社のホームステージャーはフォトグラファーでもあるんです。弊社の新入社員にまず教育するのは写真の撮り方です。

― なるほど。それではソルトステージングの今後の展望についてお聞かせください。

田中:売主様にとっても買い手にとっても、よい物件に出会えたと思ってもらえるステージングを心掛けていきたいと思います。

ホームステージングで物件本来の価値を視覚化することで、売り手と買い手の良い出会いを作りたい。

「ホームステージングで物件本来の価値を視覚化することで、売り手と買い手の良い出会いを作りたい。」

日本のライフスタイルに応じたステージングサービスもいろいろと考えています。ホームステージングはまだまだ規模も内容も成長していける産業ですから。

― 本日はありがとうございました。

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