手描きパースとMacで作るプレゼンボードで勝負:私のプレゼン必勝メソッド(岡室妙子さん)
- 2016/7/12
- ノウハウ, プレゼン術
- プレゼン必勝メソッド

岡室妙子さん
株式会社MURO( http://www.mu-ro.jp/ )勤務
インテリアコーディネーター、カラーコーディネーター。同社の内装設計施工案件に伴うインテリア提案に携わる。
必勝メソッド1:手描きパース
「まだまだ未熟なので、手描きパースを丁寧に作っていきたいです。」と岡室さんは言う。お客様の趣味や嗜好をベースに、無難なコーディネート、インパクトのあるコーディネートなど複数案のパースを手描きしてプレゼンに臨む。
使用ツール
・サインペン
・コピック
「コピックで着彩した手描きパースには暖か味が感じられるのがいいですね。」

岡室さん愛用のコピック。
インテリアコーディネーター資格取得のためのスクールで習っただけで、特に絵心があったわけではないという岡室さんだが、細部にも気を配って描かれたパースには趣があり、かつイメージがつかみやすい。
手描きパースを複数案持っていくと「ここまでやってくれたんだ」と感激してもらうことも多いとのこと。
「手間はかかりますが、できるだけ手描きで提案していきたいですね。たくさん描くことで表現力や技術も磨いていきたいです。」
必勝メソッド2:プレゼンボード
岡室さんの手描き提案パースをさらに活かす見せ方が、Apple社のパソコン「Macbook Air」で作成したプレゼンボードだ。手描きパースはスキャニングしてパソコンに取り込み、実際に使う建材や設備機器と合わせてプレゼンテーションソフトでレイアウトする。
使用機材
Mac Book Air(アップル社)
Keynote(アップル社)
「Mac Book Airは使いやすいですし、何といっても見た目がスタイリッシュです。持っているだけでクリエイティブな人に見えそうなところがいいですね。」
プレゼンテーションソフトの「Keynote」もハイクオリティなテンプレートが揃っているので、プレゼンボードが品よく仕上がるとのこと。
「サクセス!インテリアのプレゼンボードテンプレートも使わせてもらっています」
とありがたい言葉もいただいた。
私の必勝アイテム
「ほぼ日手帳Weeks(輸入壁紙バージョン」
スケジュール管理のために持ち歩いているほぼ日手帳Weeksだが、輸入壁紙の良さを知ってもらうために、お気に入りの壁紙をカットしてクリアカバーに挟みこんでいる。大胆な柄の輸入壁紙はステーショナリーにもマッチしている。(今、使用しているのはアンドリュー・マーチンの壁紙)
サクセス!インテリアでは岡室妙子さんの紹介記事として以下のものを掲載しています。
また、岡室妙子さん執筆で、以下の施工事例記事を連載しています。
輸入壁紙でインスタ映えするインテリアのスイーツ店に【ドイツRasch社】
子供の自由なインテリアセンスに任せて輸入壁紙を【Eijffinger】
賃貸住宅の空室対策、輸入壁紙でインテリアをセンスアップ【Eijffinger、coordonne】
岡室憲さんによる、BOSCH ZAMO2、RICHO THETA Sの紹介記事もあります。
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