インテリア3Dパースのハイクオリティ技術、習得した時期は54歳:インテリアデザイナー伏見美穂氏

伏見美穂さんのが現在のテクニックで制作したインテリアパース。

■表現力が高いインテリアパースを独学で習得

みなさま、まずは上の3Dパースをご覧ください。

いかがでしょうか。
スタイリッシュでゴージャスなインテリアが表現されたすてきなインテリアパースです。
このインテリアパースを描かれているのが伏見美穂さんです。
これだけのパースを描かれている伏見さんですが、3Dパースの制作を始められたのは50歳を超えてから。
そして、始めた頃のインテリアパースはこんなクオリティでした。

伏見さんがインテリアデザイナーNeoを使い始めた頃のインテリアパース作品。

このパース、実は冒頭のパースのベースになったもの。
このパースのデータを元に、現在の伏見さんのテクニックを使ってリメイクしたものが冒頭のインテリアパースなのです。

■伏見さんのたどってきた道

伏見さんのキャリアのスタートは、穏やかでも華やかでもありませんでした。
当初、美術大学に入学するも、父親が経営する会社が立ちゆかなくなり2年で中退を余儀なくされます。
そんな経済的事情から就職した会社は店舗などの設計事務所。募集職種は事務の仕事でしたが、美大出身と言うこともあり、喫茶店の店舗デザインの仕事を担当させてもらえたとのこと。右も左も分からないながらも先輩方に支えられてなんとか完遂でき、それ以来、その会社でずっとインテリアデザインの仕事に没頭しました。

「どんな図面でも楽しくて仕方がなかった」

と伏見さんはいいます。

伏見さんが、当時デザインしていた店舗設計プランニングシートの一例。

伏見さんが、当時デザインしていた店舗設計の一例。

「建具図みたいな地味な図面でさえ、描くのが本当に楽しかったですね。毎日ルンルンで会社に行ってました。店舗デザインは私の天職なんだな、と思います。」

この設計事務所での仕事を結婚退職後も受託という形でずっと続け、充実した日々を送っていた伏見さんですが、その後大きな転機を迎えます。

■3Dパース技術習得のきっかけ

「バブル崩壊で設計事務所が解散になってしまいました。空間デザインの仕事が大好きだったので、続けていきたいと思ったのですが、これまでやってきたような手描きの図面、手描きのパースでは新しく仕事はもらえないだろうな、と思ったんです。それで3Dソフトのスクールに入学しました。」

当時のことを、とても明るく話す伏見美穂さん。

当時のことを、とても明るく話す伏見美穂さん。

当時54歳だったという伏見さんは、それまでファイルの保存もできなかったほどのパソコン音痴だったそうですから、まさに一念発起してのチャレンジでした。
「この時期が、人生で一番勉強した」と伏見さん。
この時に習った3Dソフトで初めて描いたインテリアパースがこちらです。

伏見さんが、グラフィック用3DCGソフトで描いた最初のインテリアパース作品。

伏見さんが、グラフィック用3DCGソフトで描いた最初のインテリアパース作品。

しかし、相当難しかったこの3Dソフトを習得し終えた頃、友人から紹介されたのが3DインテリアデザイナーNeoでした。習った3Dソフトではすべてをゼロから描き起こさなければならないのに、3DインテリアデザイナーNeoは家具や住宅設備などがパーツとして豊富にそろっているので、パース完成までのスピードが全く違う、と思った伏見さんは、その後3DインテリアデザイナーNeoでインテリアパースを作成していきます。

伏見さんが初めて3DインテリアデザイナーNeoで納品したインテリアパース作品。

伏見さんが初めて3DインテリアデザイナーNeoで納品したインテリアパース作品。

「3Dソフトのスクールを卒業したちょうどその頃に、大手住宅会社に勤めていた友人から『建築パースが作れる人を探している』と声をかけてもらい、すぐにインテリアパースの仕事を始めることができて、現在に至っています。」

その後、伏見さんは大手住宅会社のインテリアパース作成をメインの仕事とされています。

■パースのクオリティは後々まで影響する

伏見さんが作成している3Dパースは、契約前の施主へのプレゼン用ですが、ここでのパースのクオリティのが発注元である住宅会社から高く評価されているとのこと。

「パースのクオリティが高くないと、契約も決まりませんし、契約後の様々な打ち合わせもスムーズに進まないんです。おかげさまで、住宅会社の営業の方からは『伏見さんがパースを描くと話が進むよ』と言っていただいてます。」

伏見さんによれば、3DインテリアデザイナーNeoのパースをそのまま使うのではなく、ちょっと手を加えるだけでパースのクオリティがグンとあがる、とのこと。
クオリティアップのポイントは、「アングル」「光の調整」「レタッチ」の三つだそうです。
これらをほんの少し調整することで、最終的な見栄がまったく違うパースに仕上がるとうのこと。
そして、これらの技術も、ここ数年の間に独学で身につけたものばかり。

伏見さんが3DインテリアデザイナーNeoで制作している最近のインテリアパース作品。

伏見さんが3DインテリアデザイナーNeoで制作している最近のインテリアパース作品。

「インテリアデザインが本当に楽しくて、発注元から期待をかけてもらえることも楽しくて、それでいろいろと試行錯誤しているうちに、いろんなテクニックを身につけていきました。そんなに難しいことはやっていませんが、こんなノウハウでよければ、これからインテリアの仕事で活躍していかれる若い人たちにぜひ引き継いでいきたいと思います。」

伏見さんはまだまだ現役バリバリでお仕事をされていますが、今年で還暦を迎えます。
自分が身につけた技術を若い世代に引き継いでいくことが、自分たちの世代の義務でもある、と伏見さんはいいます。

伏見さんの3Dインテリアパーステクニックに興味がある方は、公式セミナーのホームページをのぞいてみてください。
3DインテリアデザイナーNeo Workshop
https://workshop-neo.wixsite.com/3dneo 【終了しました】

伏見美穂さんポートレート

伏見美穂氏

インテリアデザイナー。
長年に渡り、店舗設計を中心にインテリアのプランニング、コーディネートに携わる。
50歳を過ぎてから、一念発起して3Dソフトでのインテリアパース作成にチャレンジ。
年間100件以上のハイクオリティなインテリアパースを制作。クライアントからの難度の高い要求にも応えられるパースデザイナーとして活躍中。

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