インテリアVR体験レポート:町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー
- 2017/7/4
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実践的なカリキュラムと課題で即戦力となるインテリアコーディネーターを養成している町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミーでは、ITスキルの習得にも力を入れていて、「デジタル」カリキュラムでは3DインテリアデザイナーNeo3による3Dインテリアパース制作、GIMPによる画像加工、パワーポイントによるプレゼン資料作成の指導をしています。
先日、3DインテリアデザイナーNeo3でマンションのインテリアをプランする授業の様子を参観してきました。
カリキュラムの内容は、マンションのリビングダイニング部分のインテリアを3DインテリアデザイナーNeo3で自由にコーディネートする、というもの。
マンションの一室という「イレモノ」は同じでも、インテリアをコーディネートする各生徒の企画力・発想力で、家具も壁紙も設えもまったく異なり、それぞれが魅力的なインテリアに仕上げていました。
「3DインテリアデザイナーNeo3に収録されていない家具はどうしたらいいの?」
「壁の一部をちがう壁紙で貼り分けたいのだけれど?」
「キッチンのつり戸棚をなくしたい」
などなどの質問が飛び交い、ソフトウェアの基本的な使い方を超えて、生徒それぞれが自分らしいインテリアのプラン作りに熱心に取り組み、日ごろの授業で学んだインテリアの知識を存分に活かせる場所として、3DCGでのインテリアコーディネートに集中していました。

【課題のマンションの平面図と、生徒たちの作品パース】
授業終了後には、3DCGによるインテリア提案を、よりリアルにプレゼンテーションできる最先端のツール、VRゴーグルの体験会が開催されました。
【メガソフトVRソリューション体験会の様子】
戸建て住宅や店舗など、実際の業務で3DインテリアデザイナーNeo3を使っているプロフェッショナルが作った3Dモデルのほか、授業で作っていたリビングダイニングのインテリアコーディネートの3Dデータを使ってのVRも体験してもらいました。
「VRは初めて」という方がほとんどで、パソコンの画面で見るのとは違うリアリティに驚きの歓声があがりました。
町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミーの生徒のみなさんにとって、インテリア提案へのVRの有効性を実感できた体験会になりました。
【VRを体験した方のコメント】
「壁紙の種類の違いによって圧迫感を感じることがあるんだ、というのがリアルにわかりました」
「PC画面と違って、『本物』感があります。」
「自分で作ったインテリアでVR体験しましたが、作り間違いしているところを見つけました。パソコンの画面ではなかなか気づかないことがありますので、プレゼン前のチェックにも有効だと思います。」
町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミーでは、3Dイメージによるインテリア提案がクライアントの満足度を向上させるノウハウであり、インテリアコーディネーターが身につけるべき技術であると考えて、3DインテリアデザイナーNeoを授業に組み入れているそうです。
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