
アメリカの西海岸をイメージさせるような爽やかなインテリアコーディネートの提案にマッチするフォントの組み合わせ方です。
おススメのセレクトカラーはこの三色。

【数値は上がCMYK、下がRGBの値です。】
カラーのイメージ:「ポップな」「明るい」「清潔感のある」「爽やかな」
「爽快感」「ポップ」なイメージにおススメの書体はこのふたつ。
欧文フォント:segoe print 【boldを指定】(Windows 搭載フォント)
和文フォント:ヒラギノ UD W3(モリサワパスポート及びに単体購入可)
類似のフリーフォントとしてはこちらがあります。※インストールは自己責任でお願いします。
欧文フォント:southpaw https://www.dafont.com/southpaw.font
和文フォント:Noto Sans CJK JP https://www.google.com/get/noto/#sans-jpan
デザイン例その1
●フォント使いのポイント:
・見出しとして目立つように太さを「Bold」に設定。
・見出しにインパクトのある手書き風文字を使するので、説明文に細めですっきりした文字をセレクトして、見出しをより印象的に見せる。
●配色のポイント:
・背景色に爽やかさをイメージさせる青色を使用。
・可視性を高め、インパクトを持たせるために、コントラストの強い「黄色」を見出し文字に使用。
・オレンジをポイントカラーとして使用してポップ感を出す。
●デザインポイント:
・ベースの枠は少し装飾性を持たせて、カジュアルのイメージの「親しみ」を表現。
・文字周りの飾りも同様の考えでレイアウト。
デザイン例その2
明度の高い黄色をメインに据えるとポップ寄りなデザインになります。
明度の高い黄色をベースにすると説明文字の白文字の可視性がなくなるので、この場合はコントラストの高いセレクトカラーの青か、黒など明度の異なるものにするとよいでしょう。
NG例:やってはいけない組み合わせ
ブルーとオレンジは補色の関係にあります。補色同士の配色はメリハリのある組み合わせになりますが、ブルーとオレンジの場合はその心理補色の残像が重なり合うためにハレーション現象を起こしてしまい、とても見にくいデザインになりますので、NGです。
※心理補色とは:刺激の強い色を見続けてから、白紙に目を移すとその色と対照的な色の残像が見える。この現象を補色残像と呼び、残像として現れる色のことを心理補色という。