ホームステージングは物件と買い手の仲人になる仕事:イーバホームステージング

イーバホームステージング事例
イーバホームステージング川畑さん

イーバホームステージング
川畑久美子 氏

イーバホームステージング(大阪市東成区)を主宰する川畑久美子さんは、夫の経営する通信機器設備会社の経理を担当しながら、ホームステージング部門を立ち上げたという異色の存在。ホームステージャーになったきっかけから現在の仕事まで、お話を伺いました。

 

 

 

 

― 川畑さんのこれまでの経歴を教えてください。

川畑:商社勤めをしていたのですが、自分で起業したいという思いが常にありました。それで、これまでインテリアショップやガーデニングショップを運営してたんですが、夫の事業を手伝うことになってしばらくはそちらに専念していました。でも、自分をもっと活かせる仕事がしたいな、と思っていた時、テレビの情報番組で「ホームステージャー」を取り上げているのを見たんですね。これこそ、自分がやりたい仕事だ!と思って、すぐにインターネットで調べて日本ホームステージング協会でホームステージャー2級の資格をとって、そのあと続いて1級も取得しました。テレビで見たのが2016年10月で、ホームステージャー1級を取得したのが2017年の1月でした。

― 思い立ったら即行動!という感じだったのですね。そのあとすぐに起業されたのですか?

川畑:はい。今の時代、なにはなくともホームページ、ということで翌月にはホームページを立ち上げましたが、ホームページを作ったぐらいで仕事は入ってこないだろう、とのんびりしてたんです。ところが、公開して1週間もしないうちに問い合わせが入ったんです。

イーバホームステージングのホームページ

イーバホームステージングのホームページ

― まだ「ホームステージング」というサービスがあまり知られていない時点でホームページを公開されたのがよかったのかも知れませんね。それはどんな案件だったのですか?

川畑:企業の社宅だった物件をリフォームして売却するというものでした。かなり大きな案件で、ものすごく緊張して打ち合わせしたのを覚えています。残念ながらその案件は成立しなかったのですが、とてもいい勉強になりました。

― それでは最初のお仕事は?

川畑:2件目のお問い合わせの物件ですね。ホームページを立ち上げて1か月あまり過ぎたころです。この方もホームページからご連絡いただきました。不動産会社が所有する賃貸住宅なんですが、なかなか借り手がつかないのでなんとかしたい、というご要望でした。2件目のお問い合わせということで、気合を入れて打ち合わせに臨んだのが功を奏して、ご契約をいただけました。

― ホームページを立ち上げただけで、特に営業活動もせずに1件目受注とは順調な滑り出しですね。

川畑:ところが、これには後日談がありまして、ホームステージングを設営する数日前になんと入居者が決まっちゃったんです。気合が入っていたので、その連絡を受けた時に思わず「えーっ!」と叫んでしまいました。

― その案件はどうなりました?

川畑:私の叫び声があまりに悲痛に感じられたのか、「ホームステージングというのを見てみたいから」ということで入居者が入るまでの期間、特別にホームステージングを設置させてもらうことができました。これはとてもありがたかったですね。

― なかなか波乱万丈なホームステージング事業のスタートですが、その後は順調に?

川畑:おかげさまで、そのあとに発注いただいた中古住宅の買い取り再販をやられている方からずっとリピートをいただいたり、単発のご発注もあったりで現在に至っています。特に広告宣伝やダイレクトメールなどの活動もしないまま、定期的にお仕事をいただいていて、ありがたい限りです。

イーバホームステージングが手がけたホームステージングの事例

イーバホームステージングが手がけたホームステージングの事例

イーバホームステージングが手がけたホームステージングの事例

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― リピートで発注をもらえるコツのようなものはありますか?

川畑:少ない経験からですが、私の場合、クライアントの趣味や嗜好も取り入れたインテリアのホームステージングにするようにしているのがいいのかな、と思っています。物件が少しでも早く売れるのがよいホームステージングだと思いますが、クライアントの好みにマッチしたインテリアにするとすごく喜んでもらえるんですね。その物件が早く契約が決まれば、またイーバに頼もう、と考えてもらえます。

オーナーの「ウェストコーストな雰囲気で」という好みを取り入れたステージングの事例

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― 川畑さんにとってホームステージングという仕事の魅力はなんでしょうか?

川畑:家はことばを話せませんよね。でも物件それぞれに個性や魅力があって、「ぼくのいいところはこんなところだよ」って言いたいんだと思うんです。私はそれをホームステージングという方法で目に見える形にしてあげて、購入を検討している方に伝えられる人、いわば物件と買い手の仲人役になれる。それがホームステージングの魅力だと感じています。

― では、逆にホームステージングという仕事のつらいことはなんでしょうか?

川畑:つらい、というわけではないんですが、ステージング用の家具の管理はちょっと大変なことになっています。まだ取り扱うステージングの数が少ないのでなんとかなっていますが、待機中の家具はすべて自宅の二部屋に置いているんですよ。もうその部屋は家具だけで完全に埋まっている状態で、必要な家具が奥の方にあったら、それをとりだすのが一苦労です。

― それは大変ですね。では、イーバホームステージングの今後の展望について教えてください。

川畑:待機中の家具がそんな感じなので、まずは案件を安定して増やしていって、ステージング用家具の稼働率を上げること。そして、家具用の倉庫を持ちたいですね。

― 本日はありがとうございました。

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