ホームステージングがインテリアコーディネートの魅力を伝えます:デザインアーク

デザインアークホームステージング事例

デザインアーク 小山珠香さん株式会社デザインアーク(大阪市北区)は、大和ハウスグループの一員であり、空間創造に関連する「インテリア事業」「建材事業」「ファシリティ事業」「レンタル事業」を展開しています。その中で、「インテリア事業推進部」は2年ほど前からホームステージングサービスの提供を開始しました。ホームステージングを手がけるようになった経緯や現状と展望などについて、企画グループの小山珠香さんにお話を伺いました。

 

 

― まず、インテリア事業部のお仕事について教えてください。

小山:モデルハウスやモデルルーム、住宅展示場、やオフィスなどのインテリアコーディネートを主に行っています。

― ホームステージングサービスをスタートしたのはどういった経緯でしょうか。

小山:日本の住宅問題として、ストック住宅の活用が注目されていますが、大和ハウス工業でも事業部門を設置して取り組みを始めています。インテリアのプロである当社ができる、ストック住宅活用の手法の一つとして、ホームステージング事業を2年前にスタートさせました。

― デザインアークでのホームステージング事業の現状は?

小山:現在、大和ハウスグループの物件でホームステージングを実施しながら、どんなことができるのかのモデルケースを作るための検討をおこなっている段階です。

― ホームステージングを実施しての手ごたえは感じられていますか。

ホームステージングにより、スムーズに売買契約が締結された事例

ホームステージングにより、スムーズに売買契約が締結された事例

小山:売買契約締結までのスピードは確実に早くなりますね。また、価格交渉が入りにくくなるという面もあります。なかなか売れない物件だと、売主側も値下げを検討しますし買い手側からも値下げしてほしいという声が上がりますが、ホームステージングした物件では「急がないと他の買い手が決めてしまうかも」という状況になりますので。物件の持つ本来の価値を下げることなく売却できるのはホームステージングのメリットの一つですね。

― 他にユニークな事例はありますでしょうか。

小山:UR様の賃貸物件をホームステージングしているのがユニークかもしれません。築年がかなり経って、都心部からも遠い物件では、空室が多くなった団地が多くあります。また既存入居者の高齢化もあり、リノベーションで世帯の若返りも図りたい、ということでホームステージングを行っています。

― どのようなリノベーションをされたのでしょうか?

UR様の賃貸物件にホームステージングを行ったj事例

UR様の賃貸物件にホームステージングを行った事例

UR様の賃貸物件にホームステージングを行ったj事例

UR様の賃貸物件にホームステージングを行った事例

小山:若年層の方をターゲットにする時は、ライフスタイルの変化に対応できるように間取りを大空間にしてます。すると広くて明るい部屋になるのですが、インテリアがないとガランドウに見えてしまうんですね。そこでホームステージングで家具をいれることで、この広さを活かした暮らし方が住まい手に見えてくるようにしました。入居してほしい世帯の年齢層やライフスタイルをイメージできるステージングをすることで、想定した入居者にフォーカスしたアピールもできました。

大空間にリノベーションした間取りにホームステージングすることで、ワクワクするようなライフイメージを提案できた入居者募集チラシ。

大空間にリノベーションした間取りにホームステージングすることで、ワクワクするようなライフイメージを提案できた入居者募集チラシ。

― このホームステージングの効果はいかがでしたか?

小山:このステージングした部屋の写真で募集広告を出したところ、告知期間が短かったにも関わらず反応がよくて、空室がかなり埋まったとのことです。

― ホームステージングはこのような賃貸物件にも有効ということでしょうか?

小山:この物件のような空室が増えてきている賃貸の入居促進には有効だと思います。初期コストはかかりますが、一部屋をモデルルームとしてホームステージングすることで内覧者も増えますし、空室をいち早く減らしていくための強力なPRができます。

― 小山さんにとって、ホームステージングのチカラ、とはどんなことでしょうか。

小山:売買にしろ賃貸にしろ、住宅には様々なパターンがあります。間取りや部屋の形によっては、住まい方に工夫が必要な場合もありますが、私たちインテリアのプロがホームステージングを設えることで、そんな部屋の魅力をアップさせることができます。賃貸物件では、若い世代にインテリアの魅力を伝えていくことができるのも、ホームステージングのチカラだと思います。

少し変わった形の間取りでも、ホームステージングすることで、住まい方の提案ができる。

少し変わった形の間取りでも、ホームステージングすることで、住まい方の提案ができる。

― それでは最後に、ホームステージングの今後の展望についてお聞かせください。

小山:これからの時代は、不動産屋さんにはインテリアコーディネーターが必ずいる、という時代になってほしいと考えています。インテリアコーディネートの知識があれば、オーナー様にリフォームを提案する時に的確なプランを提示できますし、ホームステージングを組み合わせることで、入居促進効果が数段アップすると思います。

― 本日はありがとうございました。

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