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インテリア照明のチカラを実感できます:大光電機 ライティングコア東京
- 2018/3/9
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- ショップ紹介, ショールーム, 照明

照明でインテリアがどう見えるかをシミュレーションルーム「高木家別邸」で体感
大光電機株式会社はLED照明のリーディングカンパニーとして、商業施設から住宅まで幅広くカバーする照明器具を製造販売しているメーカーです。
同社には、北は札幌から南は福岡まで8都市にショールームがありますが、今回は、東京ショールーム「ライティングコア東京」にお邪魔して、同ショールームのイチオシについて紹介いただきました。

【大光電機東京TACT 古川愛子さん】
お話を伺ったのは大光電機東京TACTの古川愛子さん。古川さんは吹抜け照明の伝道師「吹抜けキャンディーズ」のメンバーとしても活躍しているライティングデザイナーです。
― まず最初にユニークな名前のチーム「吹抜けキャンディーズ」について教えてください。
古川:当社にはお客さまから照明についてさまざまなご相談をいただきますが、吹抜け部分の照明が難しい、という悩みが多いのです。そこで、当社のデザインチームTACTから、吹抜け照明を得意とする照明デザイナーが三人選抜されて、カタログの発刊や全国各地でのセミナーなどを実施することになりました。ネーミングは「女性3人なら『キャンディーズ』だろう」という社長の前芝の一声で決まりました。
― 吹抜けに限らず、照明の効果というのは様々な照明器具の組み合わせで変わってきますから、照明デザインというのは難しいものですよね。
古川:そうですね。プランニングした照明計画がイメージ通りのものかどうか、建築士やインテリアコーディネーターの方にとって悩ましいものです。そこで活用いただきたいのが、ライティングコア東京の住宅照明シミュレーション「高木家別邸」です。ちなみに『高木』はTACT住宅照明チームの責任者で、大阪本社にシミュレーションルーム「高木家」があるので、その別宅という意味のネーミングです。
― ショールームの中に、本物の住宅と同じサイズの部屋がある、ということでしょうか。
古川:そうですね。高木家別邸ではLDKと寝室の二部屋を実寸大で再現していいます。それぞれの部屋に、様々な照明器具を設置していて、それらを自在に組み合わせて点灯して、どのような照明効果が得られるかを体感できるようになっています。
今回は、寝室の照明シミュレーションを体験してみてください。
ということで、高木家別邸の寝室に入ってみました。
こちらがその360度パノラマ写真です。
大光電機の東京ショールーム「ライティングコア東京」にある、住宅照明シミュレーション施設「高木別邸」の内部です。 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
天井には様々なダウンライトが設置されていることがわかります。
また、単なる寝室だけではなく、ガラス窓の向こうに坪庭があるなど、限られた空間内で様々な照明効果を確認できるようになっています。

【寝室の横には坪庭が設えてある】
例えば、ベッドサイドの照明について、ダウンライトの効果が壁材によってどんな風に変わるかを見てみたり、
下からの間接照明だけで、どれぐらいの明るさが確保できるかを確認してみることができます。
坪庭エリアでは、効果的な植栽の照らし方のほか、窓ガラスに映り込まない照明器具の設置方法などを知ることができます。

【照明の位置、照射角度による窓ガラスへの影響も確認できる】
そして、建築化照明器具のそばには、わかりやすいイラストで収まりの寸法を解説したパネルが貼ってあります。
この高木家別邸には、建築士やインテリアコーディネーターが、照明計画の効果の確認に来たり、施主を伴って照明計画の提案に来たりされるとのこと。(要予約)
インテリアは、照明器具の効果で様々な表情を持たせられますが、知識や経験に基づいたノウハウがないと、思わぬ失敗になることもあります。
大光電機TACTチームの吹抜けキャンディーズのみなさんによる、住宅照明の悩みを解決する連載記事「インテリアの仕事に役立つ照明ノウハウ」もぜひご覧ください。
大光電機大阪ショールーム「ライティングコア大阪」の紹介記事はこちらです。
大光電機のWebサイト
http://www.lighting-daiko.co.jp/