インテリアの仕事に役立つ照明ノウハウ~「玄関を素敵に見せるアイデア」~

インテリアの仕事に役立つ照明ノウハウ~「玄関を素敵に見せるアイデア」~

こんにちは!大光電機 TACT住宅チーム「吹抜けキャンディーズ」の富和です。
私たち吹抜けキャンディーズが12回にわたって、 照明を検討する上で「こんな時はどうするの?」と悩んでしまう疑問点についてアドバイスをさせていただいています。
さて、6回目のテーマは「玄関を素敵に見せるアイデア」です。
帰宅する家族や訪れる人をお出迎えする玄関は、まさに住まいの顔と言えます。優しく迎えられるよう、温かみのある空間に演出することが大切です。そこで今回は、施工事例を交えながら、アイデアをお伝えします。

<ダウンライトの配灯のポイント>

ダウンライトの集中配灯なら天井面が整理された印象となり、効率よく明るさを得ることができます。また、ダウンライトを壁に寄せて連続で並べることで、リズミカルに壁面を演出することができ、集中配灯と異なる印象の玄関を作ることができます。

【集中配灯で天井面を整理】
ダウンライト配灯のポイント1

【壁に寄せてリズミカルに壁面を演出】
ダウンライト配灯のポイント2

 

※注意!「トール収納の空間は、図面の段階で把握する」

トール収納の空間は、図面の段階で把握する

※クリックで拡大できます。

トール収納の場合は、収納を省いた天井の中心に配灯。図面上で収納の高さを把握することで、美しい天井ができあがります。図面上で収納をトールタイプと認識せず、天井の中心と思い込んで配灯すると、照明が収納と接近し天井の中心からずれてしまいます。収納の形状は図面の段階で把握するようにしましょう。

■センサー付が便利!

玄関ではセンサー付ダウンライトを設置すると、外出時やお出迎え時に便利。防雨形なので屋外と屋内の両側に使用できます。また、センサー付ダウンライトを複数台使用すれば、多箇所での感知が可能です。

センサー付が便利!

※クリックで拡大できます。

<空間にアクセントを添えるあかり>

意匠器具を配置することで、視線を引き付ける見せ場を作ることができます。こちらはブラケットとスタンドを組み合わせて、リズミカルな光を演出しています。

空間にアクセントを添えるあかり

複数のブラケットを配灯する場合は、取り付ける壁面の大きさや形状を考慮してバランスよく設置すると、美しく仕上がります。

取り付ける壁面の大きさや形状を考慮

吹抜けにペンダントライトを使用すれば、個性的で華やかな印象に仕上がります。窓の位置に合わせると、外観を意識した「内」も「外」も美しい景色を作ることができます。

吹抜けにペンダントライトを使用すれば、個性的で華やかな印象に

<間接照明での演出>

間接照明の優しく表情豊かなあかりは、心のこもった雰囲気を演出してくれます。
突き当り正面に壁がある場合は、間接照明で明るく演出しましょう。やわらかな光で暗がりをつくらず、まるで奥へと誘導するような効果が生まれます。

間接照明での演出1

上がり框などの段差に間接照明を設置することで、空間の表情がもっと豊かに。低い位置のあかりは落ち着いた雰囲気をつくりだすだけでなく、足元の安全にもつながります。

間接照明での演出2

シューズボックスと天井の間に200mm以上のすき間があれば、手軽に間接照明を実現できます。幕板付の「まくちゃん」なら、建築造作がいらず設置するだけで美しい間接光を実現できます。

間接照明での演出3

間接照明を活用すれば、空間に広がりを感じさせる効果があります。小スペースの玄関だからこそ、ぜひ取り入れてみて下さい!

<ニッチの演出>

空間のアクセントとなるニッチは、ライティングによって見え方が変わります。間接照明なら柔らかい光だまりをつくることができます。

ニッチの演出1

集光タイプのダウンライトならメリハリの効いた演出が可能です。オブジェやガラスのきらめきが際立ち、シャープな雰囲気のインテリアに合います。

ニッチの演出2

いかがだったでしょうか?
照明を変えるだけで玄関の印象はがらりと変わります。お家の雰囲気にあった心地よい玄関を作るための参考にしてみて下さい!

次回は寝室の計画のポイントについて解説致します。
お楽しみに~!

インテリアの仕事に役立つ照明ノウハウ 連載目次
第1回:「LDKに最適な明るさとは?」
第2回:「ダイニングキッチンでの照明計画のポイントとは?」
第3回:「くつろぎのリビングを作るには?」
第4回:「吹抜けのあるLDKを照明計画するときのポイントは?」
第5回:「吹抜けのあるLDK~傾斜天井の考え方とは?」
第6回:「玄関をステキに見せるアイデア」(このページです)

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