人気インテリアコーディネーターが伝授!プレゼン資料作成のポイント:荒井詩万のインテリアプレゼン術【第四回】

荒井詩万のインテリアプレゼン術:第四回「荒井詩万流プレゼン資料作成のポイント」

皆さん、こんにちは!
インテリアコーディネーター荒井詩万です。
「荒井詩万のプレゼン術」としてフリーランスの私がどう仕事を獲得し、お客様にご満足いただける提案をしているかについて、様々な切り口でお届けする第4回。
今回は「荒井詩万流プレゼン資料作成のポイント」について“新築戸建編”をお届します。

■ プランニングからインテリアコーディネーターが入るメリット

新築戸建住宅の場合、すでに設計事務所や工務店さんと間取りプランの打合せが進んでいる中、「せっかく素敵な家を建てるのだからインテリアも含めたトータルコーディネートをしてほしい」と考えるお客様から直接ご依頼をいただきます。
間取りの検討段階でインテリアコーディネーターが参加できれば、お客様のライフスタイルからコンセプトを決め、「ここにフロアーライトを置くのでコンセントをお願いします」「オーダー家具を設置するので窓の位置はこちらがいいですよね」「アートをこの壁面に飾るので下地を入れておきましょう」というように“内側からの発想”でプランニングができます。また、床・壁・天井・建具などの色や素材も家具・窓装飾などと同時進行で決めていくので完成度が高くなり、より満足度の高い家づくりができるのがメリットです。

コンセプトから具体的な提案へ落とし込みをしたプレゼン資料

【コンセプトから具体的な提案へ落とし込みをしたプレゼン資料】

コンセプトから具体的な提案へ落とし込みをしたプレゼンパース

【コンセプトから具体的な提案へ落とし込みをしたプレゼンパース】

これをもとに、設計事務所や工務店さんと情報共有をしながら進めていきます。

完成したA様邸

【完成したA様邸】

完成したA様邸

【完成したA様邸】

■ 現場打合せでの資料

工事が進んでいくと、お客様、設計事務所や工務店の方と一緒に現場打合せをします。

【現場にて】

【現場にて】

現場では、窓やコンセントの位置、オーダー家具設置スペースの寸法や納まり、完成時の家具や照明の位置確認などを、いただいた展開図に描きこんで、それを見ながらお話をしていきます。
また、アートやミラー、掛け時計などのインテリアアクセサリーもトータルコーディネートさせていただくことが多いので、最終的な小物類も入れた資料も併せて見ていただきます。
そうすることで、お客様が現場で壁面がどう見えるのかを確認することができますし、どこに何を取り付けるのかを皆で情報共有することができるので仕上がりに間違いがありません

【家具やアクセサリーを描きこんだ展開図】

【家具やアクセサリーを描きこんだ展開図】

 

【インテリアアクセサリーも入れたイメージ資料】

【インテリアアクセサリーも入れたイメージ資料】

【完成したI様邸 (モダンリビング第3回「スタイリングデザイン大賞」受賞)】

【完成したI様邸 (モダンリビング第3回「スタイリングデザイン大賞」受賞)】

【完成したI様邸 (モダンリビング第3回「スタイリングデザイン大賞」受賞)】

【完成したI様邸 (モダンリビング第3回「スタイリングデザイン大賞」受賞)】

 

■ ぶれないコンセプトで進めていくことが大切

新築戸建住宅の場合、初回打合せから完成まで半年、長い時は1年半かかります。
その間に当初提案していた商品が廃番になったり、注文しようとしたら在庫切れだったり。また、現場確認でサイズ変更をすることになったりと。様々な事態に対応していかなければいけませんが、ぶれないコンセプトで進めていくことが大切。
なので、照明プランも現場が進む段階でこのような資料作成をしています。

【コンセプトを反映した照明プラン】

【コンセプトを反映した照明プラン】

 

【完成したF様邸】

【完成したF様邸】

【完成したF様邸】

【完成したF様邸】

いかがでしたでしょうか?
新築戸建住宅のプランニングからインテリアコーディネ―タ―が入って、設計や施工の方たちと一緒につくり上げていけばお客様の満足度も確実に上がります。ただし、それには“情報共有”が大切。そのためには、皆がわかりやすいプレゼンや現場打合せ資料づくりが必要なのです。

次回は、「荒井詩万流プレゼン資料作成ポイント」の「マンション編」です。お楽しみに!

これまでの連載記事

第一回 フリーランスインテリアコーディネーターのワークフロー
第二回 顧客の本音を引き出すインテリアヒアリングとは?
第三回 ぶれないプランのキモ「コンセプト」とは?
第四回 人気インテリアコーディネーターが伝授!プレゼン資料作成のポイント(この記事です。)
第五回 建物別インテリアプレゼン資料のポイント「マンション編」

著者:荒井詩万この記事を書いたのは:荒井詩万氏
CHIC INTERIOR PLANNING 主宰
住宅やマンションのコーディネート・リノベーション、町田ひろ子アカデミー講師・大妻女子短期大学非常勤講師・各セミナー講師、イベント企画展示、空間プロデュース、TV・ラジオ出演、雑誌の企画監修などインテリアに関する様々な仕事をしております。

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