
【基本情報】 アームチェア No.41 デザイナー:アルヴァ・アアルト(Alvar Aalto) 1931年/フィンランド 製造:アルテック社(Artek) 【デザインの背景】 成型合板のなめらかな曲線が美しいこの椅子は、建築家、アルヴァ・アアルトがフィンランドの都市パイミオ(Paimio)のサナトリウムのためにデザインしたものです。成型合板とは、薄くスライスした木材を、繊維の方向が互い違いになるように重ね、熱圧力をかけて曲面加工したもので「プライウッド」ともいいます。木材のぬくもりのある質感、成型合板の強さとしなやかさを生かした斬新なデザインのこの椅子は、建築家としてだけでなく、家具デザイナーとしてもアアルトの名を一躍有名にしました。 |
【現在の状況】 アアルト自身が「Art」と「Technology」の融合をコンセプトに、1935年に創設した家具の販売会社「アルテック社(Artek)」で現在も販売している。 |
【インテリアデザインと椅子】
北欧モダンデザインのフラッグシップともいえる「アームチェアno.41」を、白を基調にした空間に配置しました。ビビッドな色味を少し加えることで、暖かさ・明るさ・清潔感を演出しています。