建築現場で使いたいデジカメ、オリンパスの「工一郎」の試用レポートです

OLYMPUS TG-3工一郎

新築にしろリフォームにしろインテリアコーディネートにしろ、デジタルカメラは建築の現場における必需品ですよね。

完成写真はもちろんのこと、リフォーム前の現況写真から、建築・施工中の現場写真まで、デジカメが活躍するシーンは無数にあります。
そして、建築現場は雨が降っていたりほこりが舞っていたり足場が悪かったりと精密機器には過酷なシーンも多々あります。
そんな建築現場で安心して使えるのが工事現場用カメラ。
今回はオリンパス社の業務向け製品「OLYMPUS TG-3工一郎」(以下、工一郎)を試用する機会がありましたので、どんなカメラなのかをレポートします。

■スタイリッシュな外観

工事現場用というと武骨なイメージがありますが、「工一郎」の外観はとてもスタイリッシュ。レンズ回りなどに入った赤いラインがかっこいいです。

OLYMPUS TG-3工一郎

「工一郎」はこのままでも防水、防塵、耐衝撃性能を発揮する工事現場用のデジカメですが、専用のシリコンジャケットも付属していて、これをつけると細かいほこりなどがある現場でも安心感が増しますね。

付属のシリコンジャケットを着用

付属のシリコンジャケットを着用

「工一郎」の外観で最初に気になったのが一見むき出しに見えるレンズまわり。

レンズまわりのアップ

レンズまわりのアップ

いまどきのコンパクトデジカメは電源オフ時にはレンズを保護する「レンズバリア」が自動的に閉まるようになっていますが、「工一郎」にはレンズバリアどころかレンズキャップさえありません。レンズの前に透明のプロテクターが装備されていて、レンズを傷から守る仕組みです。
そして、光学4倍ズームを装備していながら、一般的なコンパクトデジカメのようにレンズが前に繰り出してきません。
泥などが付着するような可能性がある工事現場ではレンズバリアや繰り出し機構は故障の原因につながりやすいので、このような仕様になっているとのこと。
レンズキャップなどがないことに最初は戸惑いますが、慣れれば持ち歩きのしやすさなど、その恩恵を実感します。

細かいところですが、バッテリーを入れるところやケーブルをつなぐところの蓋はロック用のツメが二つ付いていて、一つ目のロックを解除すると、二つ目のロックも解除できるという二重ロックになっています。不用意に蓋が開かないようにという、安全配慮が活行き届いています。

バッテリー挿入口のハッチなどは二重ロックになっている

バッテリー挿入口のハッチなどは二重ロックになっている

 

■撮影性能は?

「工一郎」はいまどきのデジカメですから、普通の風景を普通に撮れば普通にきれいな写真が撮れます。
なので、工事現場用としての特殊性を鑑みた写真はどうか、という点にフォーカスしていくつか試してみました。

まず、現場はあまり明るくない場所もある、ということで暗いところで写真を撮ってみました。
どれぐらい暗いかというと、iPhone6で普通に撮るとこんな感じになるぐらいの暗さです。

カメラ性能には定評があるiPhone6で撮影した暗い現場

カメラ性能には定評があるiPhone6で撮影した暗い現場

かなり薄暗いです。
同じ条件で「工一郎」のオートモードで撮影するとこんな感じになりました。

暗い部分のディティールが十分わかるオートモード

暗い部分のディティールが十分わかるオートモード

とりあえずオートモードで撮影すれば、こんな暗いシーンでも失敗のない写真が撮れそうです。

「工一郎」には、工事現場用シーンモードというのも搭載されています。撮影条件に合わせて3つの工事写真専用モードがありますが、ここでは
【暗い現場で威力を発揮する「工事写真クリアモード2」】に設定して撮影してみました。

全体をしっかり明るく写せる工事写真クリアモード2

全体をしっかり明るく写せる工事写真クリアモード2

オートモードよりもさらに、シーン全体を明るく写せました。さすがは専用モードですね。
「工一郎」のよいところは、カメラの複雑な設定変更をすることなく、モードを選ぶだけで失敗のない写真を撮影できる点にあると感じました。

次に試したのは顕微鏡モード。
これは最大44倍にも部分を拡大して写せるというユニークな機能です。
これを使って撮影したのがこちら。

謎の亀裂。これはいったいなんでしょう?

謎の亀裂。これはいったいなんでしょう?

これ、実はこのような水回りの防水塗装のひび割れを拡大してみたものです。

実は防水塗装のひび割れ

実は防水塗装のひび割れ

リフォーム前の現況把握と状況保存、施工中の問題箇所の把握などで、小さな部分を記録しておきたい、ということがあるかもしれません。
そんな時に、この機能が活躍しそうです。

最後はちょっとおもしろいリモート撮影機能もテストしてみました。
「工一郎」はスマホアプリ「OI.Share」と連動させてリモート撮影ができます。
この機能、スマホにカメラの画面を表示させることができるので、天井裏や床下、配管の中など、手は入るけど体は入らない、というような部分でも、スマホで確認しながら写真を撮ることができるのです。

たとえば棚の上がどうなっているか、直接は見えないようなところでも、こうやって手を伸ばして

見えない所でもカメラをこうやって差しのばせば

見えない所でもカメラをこうやって差しのばせば

手元のスマホでカメラが捉えているシーンを確認しながら撮影すれば、確実な写真が撮れるというわけです。

手元のスマホには棚の上のシーンがばっちり見えている

手元のスマホには棚の上のシーンがばっちり見えている

このほかにも、今回は試せませんでしたが2.1mからの落下にも耐える耐衝撃性や水深15mまでOKな防水機能など、そして暗い場所での接写に有効なLEDライト、GPS機能、改ざん防止機能付きSDカード「SD-WORM」対応、WiFiによる写真転送・共有など、魅力的な機能が盛りだくさんな工事現場用デジカメ「工一郎」。

ハードな現場で日々活躍されている、建築系のお仕事の皆さまにおススメのデジカメです。

オリンパス 工事用デジタルカメラ stylus tg-3工一郎公式Webサイト
http://olympus-imaging.jp/product/construction/kouichiro_tg3/index.html

オリンパス tg-3「工一郎」はサクセス!インテリアの姉妹サイト「建プロショップ」で購入できますよ。
https://kenpro-shop.jp/products/detail.php?product_id=645

建築中は建築現場写真、建物ができたらインテリア写真。
インテリアコーディネーターが教える魅力的なインテリア写真講座の記事はこちらでご覧いただけます。
http://success-interior.jp/tag/インテリア写真撮影講座/

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