インテリアデザイナー(美容系)の目で見たメゾン・エ・オブジェ2018

メゾン・エ・オブジェ2018

メゾン・エ・オブジェはハイエナジーすぎるインテリアの展示会!

2018年1月にパリで開催されたメゾン・エ・オブジェ(以下、M&O)。
パリはセーヌ川も増水し、ルーブル美術館も『地下倉庫に浸水するのでは!?』と大騒ぎするほどの連日の雨模様。
とっても寒い日が続いていたにもかかわらず、展示会場は大盛況!沢山の人でにぎわっていました。

今回も最新のインテリア提案を中心に、

日本の展示会とはちょっと違う!
ビジネスのヒントになるトレンドカラーやインスピレーションを得たブース

【こんなモノまでトレンドカラー!】

【こんなモノまでトレンドカラー!】

など、私、熊手えりが美容系インテリアデザイナーとして注目したポイントをレポートします。
インテリアは感性の分野ですので、個々のブランドのトレンドを細分化して分析し、難しい言葉でお伝えするより、たくさんの写真でお伝えしてまいりますね。

M&Oの見どころ【ダイナミックな発想と圧倒的な美】

M&Oが日本の展示会と大きく違う点は、各ブランドの威信をかけたライフスタイル・文化・スタイルの提案とそれを表現するブースの完成度の高さ。今年は特に贅を尽くし豪華さも増している、という印象です。シックなのだけれどもゴールドが随所に使われていて、気品があふれています。

ゴージャスで気品あふれるメゾン・エ・オブジェのブース

日本人からするとゴージャスすぎるくらいですが、M&Oでは「エレガント」というカテゴリーで発信しています。

そして展示会ですから、商品の紹介=販売促進の場所。世界各国の素晴らしいものを沢山知っている、ハイレベルなバイヤーの心を動かすことがミッションですから、バイヤーの向こう側にいるクライアントへの強烈なメッセージを感じます。

私も年間に10回ほど開催される美容・健康関連の展示会のブースデザインを手掛けるのですが、日本の展示会と大きく違うのは、沢山の文字やチラシで伝えるという手法ではなく、最高の空間を思い切り再現し、しっかり「価値」を体感させるということ。
各ブースは想像を超えた贅沢な空間演出、見たこともない光やデコレーションで埋め尽くされています。
細部に渡って再現された世界観にどっぷりと浸ることで、次から次へと新しい刺激を体感できるのです。
そして、この場にいる全ての人が『自分は素晴らしいことに携わっている』という満足度を得ます。それが「価値」となり、価格を超えていく。
コミュニケーションの中でお互いのもつ「価値」を大切にし、良いビジネスに発展させるという成熟したスタイルは見習いたいです。

想像を超えた贅沢な空間演出、見たこともない光やデコレーションで埋め尽くされたブース。

さて、それではインテリアのアイデアの宝庫であるブースをいくつかご紹介します。

剥製やシャンデリアなど思わず、わぁ!とため息が漏れるブース

ホール4「ELEGANT」ゾーン。「EICHHOLTZ」の豪華なブースは毎回本当に素晴らしい!
ブースではトレンドのピンクとグリーンカラーが沢山採用されていました。コーディネートは可愛らしすぎず洗練されています。さすが!これは日本でもすぐに取り入れられそうです。

「EICHHOLTZ」の豪華なブース

こちらのブースはトレンドのアフリカンスタイルがモダンに表現されていてとても新鮮! 美容業界でも提案していきたいと思います。

M&Oで目を見張るのは、商品の魅せ方の素晴らしさ。毎回新しい発見があります。
商品の形自体はそれほど目新しいものはないのです。しかし、色・柄・魅せ方が新鮮で飽きさせません。そこにアイデアと斬新さを感じます。
ソファでも、ミラーでも、照明でも、どんな小さな小物でも、各ブランドの個性をしっかりと伝える魅せ方は、見る側の私達に楽しい想像を膨らませる、展示会でした。
(ライター:熊手 えり 2018/1/22 From Paris)

※M&Oの模様をインスタグラムでもご紹介しております。

instagram ID: IWPS2015

繁盛サロンの作り方インテリアコーディネーター/スパ・サロンプランナー熊手えり
株式会社デザインラボ ルナソル 代表取締役。東京とハワイを拠点に活動中のスパ・サロンプランナー。大学卒業後、ゼネコン・大手設計事務所にて建築設計に約10年携わった後、たかの友梨ビューティクリニックに異業種転職。経営の中核を担うブランディングマネージャーとして約8年半活躍。独立後は主にスパ・美容系サロンのプロデュースの他、高級不動産のインテリアデザインも手掛ける。著書「小さくても大きく稼げる「繁盛サロン」のつくり方」

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