Mixiが教えてくれた

私が初めて手に入れたパソコンはAppleのMacでした。インテリアコーディネーター(以下、IC)の資格をとったころなので20年近く前になります。その昔、Macはデザイナーのあこがれで、ちょっとした自家用車が買えるくらい超高価でした。パソコンをはじめとする様々なデジタルツールが気軽に購入できる現代とは隔世の感がありますよね。

さて、現在私が愛用しているツールは、デスクトップPC1台、WindowsノートPC1台、Macノート1台、それに、iPadとiPhoneです。これらのツールは、私にとってはまさに片腕。打ち合わせはiPadとiPhoneでほぼ事足りていますが、大学にはWindowsかMacのノートPCを持参しています。どのツールにもほぼ同じソフト(アプリ)を入れ、データはクラウドで共有しています。

現在使用中のデジタル機器の一覧

現在使用中のデジタル機器の一覧

最近はクラウドサービス「エバーノート」も愛用しているので資料を持ち歩くことも少なくなりました。

私のEvernoteの使用例。資料や写真、パースなどを保存しておけば、パソコン、スマホ、タブレットすべてで閲覧できます。

Evernoteの使用例。資料や写真、パースなどがパソコン、スマホ、タブレットすべてで閲覧できます。

こんなにいろんなツールを使っているからさぞかしITに詳しいんだろう、と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。これらはすべて、仕事に必要だから使っているのです。

インテリアコーディネーターは『情報発信業』です。インテリアには正解はなく、現代は情報過多の時代です。だから私たちインテリアコーディネーターはクライアントが欲しがっているインテリアの良い点・悪い点の両方を理解した上で、クライアントに適切な情報を提供することが使命です。
「欲しがっている」という観点に立てばインテリアコーディネーターとしての自分のウリや得意なことなど、自身の情報もクライアントにとっては大事なこと。ですから自己紹介も情報発信のひとつだといえます。

自己紹介ツールの一例。自己PRは大切です。

自己紹介ツールの一例。自己PRは大切です。

そして、インテリアコーディネーターのキモはこの情報発信力=プレゼン力に尽きます。伝わるか、想像してもらえるか、理解してもらえるかが、その後仕事として成立し具体化するかどうかにつながります。その後に実務が出来るかが問われるわけで、まずはOKをいただくためのプレゼンが重要となるわけです。

さて、今回はこの「情報発信」が大きな仕事につながった実例を一つご紹介します。

私には、10年来のおつきあいをしているクライアントがいますが、その方との最初の出会いはSNS の一つミクシィでした。当時ミクシィでは、同じ趣味の人、同業者などのグループ「コミュニティ」が全盛でした。その頃私はIC’s info café というインテリアコーディネーターのネットワークを構築中でしたので、ミクシィでも同じようにインテリアコーディネーターの仲間を募るコミュニティを立ち上げていました。そこでは、仕事やインテリアコーディネーターについての活動や日々の出来事を投稿し、私の仕事の仕方や得意分野、インテリアについての考え方などを情報発信していました。

現在はブログやFacebookを中心に日々の情報を発信しています。

現在はブログやFacebookを中心に日々の情報を発信しています。

そんな時、ミクシィで『愛知 インテリアコーディネーター』と検索をかけると私がヒットしたことでコンタクトをとってきたのがそのクライアントでした。正直びっくりしました!ミクシィで情報発信や仲間募集もまだまだ試行錯誤の段階でしたので「ミクシィ経由なんて信用できない」と思い、全く当てにしていなかったのですが、とりあえずお会いすることになりました。

しかし、実際にお会いしたら、すぐに話が盛り上がりました。その方がミクシィの私の投稿をチェックしてくださっていたからです。ご依頼の内容は新築するクリニックのインテリアコーディネートでした。設計士はすでに入っていましたが、よく理解できないので間に入ってインテリアをコーディネートをして欲しい、自分たちらしいインテリアのクリニックを作りたい、とのことでした。インテリアコーディネーターに知り合いがいなかったから探していたとのことで、ミクシィの私の投稿を見て、お声掛けくださったのです。

「取り急ぎイメージがわかるようなものを私なりに作ってお見せしますので、それからご判断いただいてからにしましょう」というお話になり、2度目にお会いした時にお持ちしたインテリアパースやカラー計画のプレゼンをとても気に入って下さって、正式にご依頼をお受けすることになりました。

実際に提案したプレゼンパースの一つ。

実際に提案したプレゼンパースの一つ。

結果、当時の私にとってはとても大きな仕事につながりました。また、その仕事でご一緒した業者の方から別のクリニックのインテリアの仕事の紹介をいただいたり、さらに手がけたクリニックの先生のご自宅をやらせていただいたりとその後の仕事にも大きな広がりが生まれました。

いかがでしょうか?

もう10年近くも前のミクシィしかメジャーなSNSがなかった時代でさえ、情報発信が大きな仕事につながることがあったのです。今やFacebookやツイッター、ブログなど様々な情報発信ツールがあふれている時代ですから、適切・的確な情報発信はますます重要です。

次回以降では、様々な情報発信ツールと、適切な発信の方法についてお話します。

松本佳津の「インテリアコーディネーター流ワクワク情報発信術」【第2回:情報発信なぜやるの?】はこちら↓です。
http://success-interior.jp/matsumotokazu02/

 

松本佳津 株式会社マツドットコムアイエヌジー取締役。 インテリアデザイナー&コーディネーター。 愛知淑徳大学メディアプロデュース学部 教授。 住宅、クリニックデザイン、施工、プロモーションまで、ライフスタイル・インテリアをトータルに提案。 ブログ:松本佳津WAKUWAKUインテリア@JAPAN http://ameblo.jp/matsucoming/

松本佳津
株式会社マツドットコムアイエヌジー取締役。
インテリアデザイナー&コーディネーター。
愛知淑徳大学メディアプロデュース学部 教授。
ガールズリノベ塾塾長。
住宅、クリニックデザイン、施工、プロモーションまで、ライフスタイル・インテリアをトータルに提案。
ブログ:松本佳津WAKUWAKUインテリア@JAPAN
http://ameblo.jp/matsucoming/

 

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