たった5%で変わるインテリア:「コミュニケーションのオレンジ」編

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たった5%で変わるインテリア第四回

寒くなりましたね。
そろそろ今年中のやり残しを整理する時期が来た、というところでしょうか。
あなたはどんなことを整理したいですか?
私は溜まった紙類の整理をしようと思っています。
余談ですが、紙ものは長くても2年で処分した方が良いそうです。
その道のプロに教えてもらった話ですが、紙は良くない運気を吸収してくれるそうです。
インテリア装飾では、ポスターや額の中の写真の紙も、可能な限り定期的に取り換えると良いそうです。
処分できない大切な絵画などは、定期的に位置を変えたり差し替えたりしても、「気」が新たになって良いのではないかと、私なりに思っています。

ペールオレンジのコーディネートさて、いよいよクリスマスも目前!
今年のホームパーティーは準備段階から気心知れた仲間と楽しみませんか。
今回は「料理がより楽しくなるキッチン」にスポットをあて、温かみのある赤みがかったオレンジをベースカラ―にコーディネートをしてゆきます。
やはり広範囲に彩度が高いオレンジでは落ち着きがないため、壁には淡いオレンジ(P4:日本色彩研究所のカラーシステム「PCCS」のトーン別色相環より、以下同じ)を使います。
オレンジはコミュニケーションの色。人が集まるリビングキッチンで、ますます会話が弾みそうです。

【パターン1】

パターン1まず、一つ目のアクセントカラーは赤みのオレンジ(b4)。
と言っても、ベースカラーよりも鮮やかなオレンジにして、同じ色相をトーン差で配色します。
同じ色みで強弱をつける手法は、簡単にアクセントがつけやすく失敗も少ないので、取入れやすいテクニックです。
明るく元気な印象を作るのにも向いているので、ちびっ子シェフたちが中心となって料理をするようなにぎやかなイメージを想定しています。

オレンジをトーン差で配色したキッチン

オレンジ色のアイテムは、キッチン用品にも装飾雑貨にも沢山あり取入れやすいですね。
キッチンの扉色に採用しているメーカーもあるほどです。
例えばランチョンマット。他には食器類・キッチン小物・ダストボックス・椅子座面クッションなど。
お皿やボウルに取り入れサラダを盛れば、お皿の中でもフルーツを添えたような美味しそうな配色になり食欲が増進しそうです。
準備段階で、ついついツマミ喰いが進んでしまうかも。

【パターン2】

パターン2二つ目のアクセントカラーは、青緑(v15)。
トーン違いで反対色相の配色です。このの配色はお互いを引き立たせる面があったり、2色の対照性を強く感じたりしますが、今回のトーン違いの配色は効果的に空間を引き締めてくれます。
インテリアでは色の分量バランスを考えますが、対照性をおさえた落ち着きの中にもインパクトと若々しさを与える空間で、大人女子のパーティーを想定しています。

反対色のグリーンを配色したキッチン
また、今回の青緑よりトーンを抑えると、男性もより馴染みやすくシニア層にも抵抗がない色みではないでしょうか。
ここ数年、北欧インテリアのイメージでカタログや雑誌でもよくみられる色みの一つですね。

さて。
テーブルには帯状にランナーを走らせ、ランチョンマットより落ち着いた雰囲気を演出します。
その他の青緑のアイテムは、ペーパーナプキンや陶器のカップやカトラリーの柄など。
日本のインテリアには昔から藍が馴染み深い色ですが、少し趣向を変えて中性色が混じった青緑にトライするのも室内が若々しくリフレッシュできそうですね。

いかがでしょうか。
ベースカラーは同じでも、アクセントカラーの違いでターゲットの対象者が変えられるところも、色の魅力ですね。

それでは、次回のピックアップカラーもお楽しみに!

 

【コラム】

たき火はコミュニケーションの場オレンジの象徴は焚火。

照明器具や暖房設備などのない時代、焚火はそれに代わり人々の生活にかかせないものでした。キャンプファイヤーからもイメージできるように、そこには人が集まり円陣になって火を囲んだことでしょう。
人々が集まれば、自然にお喋りしたり、歌をうたったり、食事を分けあったり。そうすることで、人は人との付き合い方も学んだのでしょうね。
この連想から、オレンジがコミュニケーションを意味するのも納得できますよね。
焚火があるところには人の交流があるもの。それは、今も昔も変わらない光景ですね。

 

※パソコン画面で見ている色と実際の色は見え方が異なる場合があります。

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加藤ひろみさん著者:加藤ひろみ
HIRO DESIGN http://www.hiro-design-color.jp
インテリア設計士
インテリアコーディネーター
インテリアの世界に飛び込んで、20年。
「人は環境によって形成されていく」と、
インテリアのチカラを確信して、日々活動しています。

 

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