たった5%で変わるインテリア:「好奇心のイエロー」編

たった5%で変わるインテリア:「好奇心のイエロー」編

たった5%で変わる~カラーコーディネートでつくる心地よいインテリア~第3回
「イエロー」のインテリア、プライド・ユーモア、そして好奇心

あんなに暑かった夏が遠くに感じるほど、虫の声や風の香りでどっぷりと秋を感じています。

ベースカラーのイエロー今回は、イエローをベースにしたカラーコーディネート。知的で好奇心豊かな、あるいはユーモアを感じさせてくれる色、イエローは和のインテリアにもマッチします。日本の原風景とも言える稲穂や銀杏をイメージしつつ、和室のベース色にイエロー使ってインテリアを考えます。

 

さて、あなたの家に畳の部屋はありますか?
畳の部屋は、さまざまな用途で使える便利さから、昔は客間として使う家が多かったようです。
しかし、昨今は冠婚葬祭を自宅で行うこともなくなり、家に人を上げることがずいぶんと減りました。
そのため畳の部屋へのニーズが殆どなくなり、和室がないという家も増えました。
その一方で、広い畳数は必要ないけれど、畳があると便利なときもある、ということで置き畳などを利用した畳コーナーを設える方が増えています。
今回は、隣接する洋室とも馴染みやすいモダンな「畳コーナー」に最適なカラーコーディネートを考えてみましょう。
今回はアクセントカラーの一つ目に「レッド」、二つ目には「グリーン」をピックアップ。
イエロー(Y)を挟んだこの色は補色の関係ですね。

マンセルの色相環イエロー(Y)とレッド(R)、イエローとグリーン(G)は、それぞれ色相グラデーション順に隣あった色相で、グラデーションを使って多くの組み合わせが可能な配色。ともすれば色の変化がなく面白みがない、という残念な結果にもなり得ますが、組み合わせがしやすいとも言えます。空間を色だけではなくトータルで考えると成功し、合わせやすい配色です。

【パターン1】

パターン1の配色パターン1はアクセントカラーにレッドを使い、暖色系でまとめたカラーコーディネート。

ディープトーンのレッドは色に深みがあり、実り豊かな秋の季節の演出に向いています。

この色味のインテリアアイテムはこの時期から冬にかけて多く出まわるため、取り入れやすいと思います。例えばアクセントになるものとして、カップ、コースター、キャンドル、クッション、スリッパなどなど。畳の空間ならば座布団に取り入れたり、赤い木の実をオブジェにしても素敵です。

形や素材はどのようなものが良いでしょうか。

ディープトーンの色の深みはどっしりした安定感を感じますね。形は華奢よりも、ぽってりとか、どっしりしたものを選びます。モダンイメージの演出で丸・ひょうたん型など、正統派の水平垂直でない個性的な形にトライ。素材も綿・ウール・和紙など、厚めでややざっくりした手触り感は、素材に重みがでます。

イエローにレッドをアクセントカラーとした和室のイメージ

【パターン2】

パターン2の配色パターン2のアクセントカラーは「グリーン」。
秋の木立を思わせるディープトーン~ダークトーンのカラーコーディネートです。
このトーンには、次の春を迎える前の冬の休息をイメージさせる、静かで落着いた印象になります。

インテリア アイテムには、コケ玉や観葉植物など、実際の植物をオブジェの様に取り入れてはいかがでしょうか。モダン盆栽なども出ているので、格好良い演出ができそうですね。多くのものを飾らず植物だけでシンプルに、モダンさを演出します。

畳の部屋は座のスタイルが一般的で目線が低くなるので、最長でも立ったときの身長以下の植物を高低さをつけて配置。グリーンはイエローも含まれている色で、組み合わせによっては変化がなく面白みのない空間になるので、配置の演出にも気配りが必要ですね。

ここではインテリアアイテムを植物に限定した分、植物の鉢カバーの色・形・素材にもよりこだわりましょう。
深いブルーの発色が美しい器は、グリーンに加えてブルー、と、色相環順が心地よい配色です。
また、表面にツヤがあり滑らかな磁器は、柔らかな和の空間をちょっとハードに格好よく仕上てくれるアイテムですね。

イエローにアクセントカラー「グリーン」をコーディネートした和室のイメージ

いかがですか。

ベースの色相は同じでも、アクセントカラーの違いで異なるインテリアイメージを演出ができるところが色の魅力です。季節などのテーマを表現できるところも色の魅力です。

 

インテリアとカラーに興味を持たれた方はこちらもぜひお読みください。

「青」のインテリア、さわやかさ、落ち着き、そして躍動感

「ピンク」のインテリア、やさしさ・エレガント、そして幸福感

 

【 コラム 】
コラム【イエロー】

黄色の象徴は 「光」

自分に光をあてる、物事に光をあてる。

明晰性をもって物事を判断できることから、知的・頭の回転がはやいと言う意味をもちます。また明るい色なので、性格があかるくユーモアがあるという意味も。子供のような好奇心を持っているとも言えます。

黄色が好きな人、気になる人。自分の傾向にあてはめるとどうですか?まんざらでもないでしょうか・・・・?

 

 

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加藤ひろみさん著者:加藤ひろみ
HIRO DESIGN http://www.hiro-design-color.jp
インテリア設計士
インテリアコーディネーター
インテリアの世界に飛び込んで、20年。
「人は環境によって形成されていく」と、
インテリアのチカラを確信して、日々活動しています。

 

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