これまでのインテリアのお仕事をまとめて本を出版しました:インテリアコーディネーター三宅利佳

公務員から設計事務所、家具販売店、契約派遣ICを経て、2002年よりフリーランスのインテリアコーディネーターに。埼玉に事務所を構えるも協会には一切属さず活動している jay blue 代表・三宅利佳氏に、2016年11月に自費出版した書籍について、お話をうかがいました。

jay blueのオフィス

(上段)お友達からは「利佳さんがラジオに出たら放送事故よね」と言われるくらい、普段はあんまりしゃべらないんです。とおっしゃるjay blue(https://jay-blue.com/)代表・三宅利佳さん。 
(下段左)元は美容院だったという建物。ここの1階が三宅さんのオフィス/(下段左)三宅さんのデスク周り

 

「インテリアコーディネーターになりたいんですが」という相談を受けることも多いそう。 「“思い立ったらやっちゃえば?”と答えるようにしてます」

「インテリアコーディネーターになりたいんですが」という相談をうけることもあるそう。
「“とにかく踏み出してみなよ”と背中を押すような気持ちでお返事を差し上げています。でも、ライバルにはならないで(笑)」

― 最初に本を出すことになった経緯を教えてください。

jay blueのサイトで私もいろんな方にお話を伺って記事にしているんですが、その中のお一人マナトレーディングの齋藤社長のインタビューのときに「利佳さんも本を出してみてはいかがですか」と言っていただいたのがきっかけです。(jay blueのインタビュー記事ページ

― 本が完成したときはどんな気持ちでしたか?

いつか本を出したいと思っていたので「イエーイ♪」って感じでスタートしたんですが、完成したときは「やっと出た。ごめんなさい」と言う感じでした。(笑)
当初5月頃にできる予定だったのですが、11月になってしまって。
写真は早々に撮っていただいたし、編集の方にはあとは文章を入れるだけというところまでやっていただいてたのに、いざ文章を書こうと思ったら、書けなくなっちゃったんですね。
文章の方向性が自分の中でまとまらなくて、いろんなテイストで書いてみたけどしっくり来なくて、最終的には暮らしている人の目線にあわせた…リアルな自分とリアルなお客さんというカタチになりました。

― ブログの感じのままだなという印象だったので、三宅さんは迷わず書かれたものとばかり思っていました。ところで、この本には9件のインテリアの事例が載っていますが、この中で特に印象に残っている案件はどれですか?

どれもそれぞれ印象深いインテリアなのでひとつに絞るのは難しいです…
実は私の中でターニングポイントになったなと思っているインテリアの案件が3つあるんです。
ひとつはフルリノベーションを初めて経験させていただいたマンション案件。
2つ目は契約書の書き方とかお施主様宅への訪問時のちょっとした、つまり社会人としての常識みたいなことを指摘してくださるお客様がいらして、怖い存在なんですがプロ意識を芽生えさせてくれたきっかけになりました。
そして、3つ目はお客様との距離感を考えさせてくれた案件。それがこの本の中の「フローラルホワイトの日曜日」のお客様なんです。

お客様との関わり方を考えるきっかけになったという事例のページ。

お客様との関わり方を考えるきっかけになったという事例のページ。三宅さんがコーディネートした室内の様子は書籍でどうぞ。

私、人間ギライなところがあって人づきあいが苦手で(笑)、お客様とは一線を引いてしまうんですが、この方は「利佳さん、利佳さん」って入ってきてくださって、引渡しのときに私の体を測って後でお洋服を作って送ってくださったり。お客様ともっと親しみをこめた距離感で飛び込んで行ってもいいのかも、って気づかせていただきました。
多分、私、このお客様に会ってから、ブログの書き方が少し変わったんじゃないかなと思うんです。

内容はさまざまですが、どんなお客様も必ず私に何らかの影響となんらかの”気づき”を与えてくれます。日々、試練です。(笑)

書籍制作時に撮影した案件写真(書籍未掲載分/提供・こやまひろ氏)

書籍制作時に撮影した案件写真(書籍未掲載分/提供・こやまひろ氏)

― さて、この本を今後はどうしていきましょう?

この本に連絡先を掲載している業者さんのところには“本を見ました。施工業者さんを探しています”というインテリアコーディネーターの方から問い合わせがあるそうで、そのつながりはプロデュースでき始めているかも、とは思うんですが、今のところ、同業の方やSNSで私を知っている方が買ってくださっているんですね。
とてもありがたいなぁとうれしく思っているんですが、この本の最終的な目標は一般消費者、つまり”三宅利佳なんか知らない人”のところに届いて、インテリアに興味を持っていただいたり、コーディネートのご依頼をいただきたいので、どうやったらそういう人たちに知ってもらえるかなと考えているところです。内輪ウケで終わらないようにしたい。宣伝って難しいですよね。
そして、長い目で育てて、いつかは第2弾を出したいなと思っています。

― この本がたくさんの方に届いて、第2弾がはやく出せるといいですね。そのときはまた、お話を聞かせてください。本日はありがとうございました。

三宅利佳著「REAL-LIFE RENOVATION」書影と「あとがき」ページ。
取材の最後にサイン(ネコ含む)をいただきました。業者さんとの打ち合わせ資料にもこのサインを描くそうです。

三宅さんの書籍「REAL-LIFE RENOVATION」購入は、こちらから(アマゾンに移動します)

(インタビュー:田辺和子)
次のページは「カメラ越しに見た『REAL-LIFE RENOVATION』」。
書籍内の写真を担当されたフォトグラファー・こやまひろ氏に、書籍の “あとがき” を書いていただきました。「サクセス!インテリア」オリジナル原稿です。

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