輸入壁紙(クロス)で素敵に彩るライフスタイル【第1回】-あなたの毎日に世界の彩りを-

輸入壁紙で素敵に彩るライフスタイル

こんにちは。輸入壁紙ソムリエ&インテリアコーディネーターの熊手えりです。
みなさんは輸入壁紙(クロス)にどんな印象をお持ちですか?

「派手すぎ、柄のインパクトがありすぎて困る」
「お客様にどんなコーディネートをご紹介していいか解らない」
「採用してみたい気持ちはあるけれど失敗したくない」

など、私もインテリアコーディネーター仲間からもよく相談を受けます。
良いな、と思っているけどなかなか一歩踏み出せないことも多いようです。

TESHIDO壁紙

出典:TESHIDO

でも服やバッグなどは個性的でカラフルな色や柄、形のものを楽しめるのに、部屋の壁はやっぱり定番の白ってちょっと寂しくないですか?

もっと自由に、もっと気軽に!
洋服をその時の気分で選ぶようにインテリアを楽しみたい…

こちらでは事例も交えて様々な楽しい輸入壁紙(クロス)のあるインテリアライフスタイルのヒントをご紹介してまいります。

21世紀・今はモダンな壁紙がトレンド!

海外には「これって壁紙?」とびっくりするような、モダンでスタイリッシュな壁紙が今、ムーブメントをおこしています。今までの壁紙の概念を打ち破る、アートでかっこいい、それだけでワクワクするものもたくさんあります。

merciホームページ

出典:merci

家具や食器などと一緒にインテリアのD.I.Y.グッズとして販売されています。

海外、特にヨーロッパではメーカーだけでなくデザイン事務所やクリエイターが壁紙をデザイン、プロデュースすることもポピュラーです。発想もスタイルもとっても自由。そんな中で私が大好きな壁紙をひとつご紹介しましょう。

西部開拓時代の強くて優しい魂を感じる「タンブルウィード」

ロサンゼルスに拠点をおく、カーターデザインは「タンブルウィード(回転枯草)という壁紙をプロデュースしています。

タンブルウィード壁紙

出典:CARTER DESIGN

テキサスのHCという牧場が実家のカーターデザインさん。
大風で集まった大量の枯草「タンブルウィード」をモチーフにした壁紙をプロデュースしています。

そう、昔の西部劇映画の決闘の場面などでコロコロっと転がっている、あれです。実はこれ、干ばつが来る合図なのだそう。干ばつは牧場にとっては大打撃ですね。そしてものすごい量…。これって正直、へこみますよね。

しかし、「これを『嫌なもの』とみるか『恩恵』と感じるかで人生の選択は変わる。我々はこの枯枝を『網』として利用することで恩恵とみなしている」と牧場で暮らす人々は考えているそうなのです。

タンブルウィード実物

ひとつ見ると可愛いのに…

大量のタンブルウィード1 大量のタンブルウィード2

自然と共に生きるということ。
受け入れていくということ。
負けないということ。

牧場で生きる人のたくましさにインスパイアされて誕生したのがこちらの壁紙。
そしてこの売上の一部は牧場協会に寄付されるそうです。

個人的には子供の頃、大好きだった西部開拓時代のドラマ「大草原の小さな家」を連想します。なんだかちょっと心にぐっと勇気を与えてくれる、でもエレガントで洗練されている。そんなストーリがある壁紙を採用するのも素敵ではないでしょうか。

タンブルウィードコレクション

THE TUMBLEWEED WALLPAPER COLLECTION
http://www.carterdesignwest.com/visual-diary/

壁紙は生活を彩るルネサンス時代の知恵だった!

18世紀初め、ブルジョア層の間では自分の屋敷の壁に大きなタペストリーを掛けるインテリアが大流行しました。窓ガラスが高価でまだ普及していなかった時代でもあり、窓は開口部に木戸を取りつけていました。
このため、タペストリーがカーテンとしての間仕切り、また美しい色と柄で部屋を彩るインテリアとして「機能+美」と兼ね備えたアイテムでした。

しかし、タペストリーは高級品でしたので、そこまでお金持ちではない人々が暗い部屋を彩るためとして木版の版画製作テクニックを応用。草花や鳥、自然の風景や農村の柄のプリントした紙を貼ったのが壁紙の始まりです。
18世紀中頃のアン王女の時代はなんと「壁紙税」もあったそうです。税金を払ってでも飾りたい、とは大変な人気だったのが伺えますね。

wallparer by Philippe Model

出典:wallparer by Philippe Model

ヨーロッパではタペストリーより安くてカラフルな壁紙の需要が高まり、大量生産されるように。それにつれ壁紙の価格が下がると労働者階級の間でも窮屈で暗い部屋を明るくなると大流行になりました。
ウィリアム・モリスなど人気デザイナーは現代でも愛されていますね。
人々の暮らしと密接な関係にあった壁紙。いつの時代も素敵な部屋に暮らすのは憧れです。
次回は
輸入壁紙のクラフトとしての魅力』です。ぜひお楽しみに!

熊手えりプロフィール

デザインラボ ルナソル 代表 熊手えり
美容系サロン専門プロデューサー/インテリアコーディネーター
www.designlablunasol.com
一般社団法人 輸入壁紙ソムリエ協会 理事長
http://iwps.jimdo.com/

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