地域の枠を超えて知識と技術の習得・人との交流を深めたい:大分インテリアコーディネーター協会インタビュー

大分インテリアコーディネーター協会

大分インテリアコーディネーター協会(ICO)の魅力について、会長の川野好正さんに伺いました。

- まず、川野さんのインテリアコーディネーターとしてのプロフィールについて教えていただけますか?

川野:私は新卒でトキハインダストリーという地元百貨店の系列の量販店に入社して以来、主に家具・インテリア部門に勤務しています。それで、仕事の幅を広げるためにインテリアコーディネーターの資格を取得したんですが、実は一度断念してるんですよ。20代後半にインテリアコーディネーターという仕事に興味を持ってチャレンジしたんですが、インテリアコーディネートに必要な知識は実に幅広いんですね。私が当時担当していた家具の販売に関係するのはごく一部だということを知って、仕事が忙しくなったこともあり、一旦フェードアウトしました。その後30代後半の頃にリフォームのブームがきて、インテリアをトータルに提案したいという気持ちが高まってインテリアコーディネーター資格を取得しました。

- 川野さんが大分インテリアコーディネータ協会に入会したきっかけは?

川野:社内の先輩が大分インテリアコーディネーター協会に入っていて、協会の活動内容を聞いていたので、私も資格をとったら入りたいと思っていました。インテリアコーディネーターになったのは40代になってからですからいろいろ勉強したかったんです。インテリアコーディネーター資格を持っている人の職域はとても広いので、いろんな業種の方と交流を深められるのも、仕事の糧になりますね。

大分インテリアコーディネーター協会のみなさん。

大分インテリアコーディネーター協会のみなさん。

- 川野さんのお仕事にインテリアコーディネーターの知識は役立っていますか?

川野:私の職場は家具売り場なんですが、普通の販売員は家具の「モノ」としての良さをアピールします。「この天板は一枚板でいいものですよ」とかですね。私がインテリアコーディネーターになってよかったと思うのは、空間が分かるようになったことですね。お客様にヒアリングするだけで部屋の広さを的確につかめるんです。「ひき違いの窓がある」「キッチンがここにある」といったことから、「じゃあリビングは8畳ですね、その広さにあうテーブルはこのサイズぐらいですよ」というように。家具以外の知識を身につけられたおかげですね。

- 大分インテリアコーディネーター協会の活動について教えてください

川野:私自身、大分インテリアコーディネーター協会に所属することで、非常に幅広い知識を身につけることができ、多様な業種の方との交流を深めることができました。なので、これからも知識・技術の習得、人との交流についての活動に注力していきます。
もう一つの柱は、「インテリアコーディネーター」という職種の地位向上です。インテリアコーディネーターという名称は聞いたことがあるけれども、どんな仕事なのか具体的には知らない、というのが一般の方の認識だと思います。私としてはインテリアの大切さ・楽しさを広く伝えることで、インテリアコーディネーターという仕事の認知度も高めていこうと考えています。
- 具体的な事例を教えていただけますか?

川野:知識・技術の習得については、他県から講師を招いての勉強会を実施しています。「これはおもしろそう」とか「これからの時代に大切なこと」と思うものは、エリアを超えて講師をお招きしています。最近ではIC協会の仲間である(海を隔てた)隣県の愛媛IC協会の会長であり、 古民家鑑定士資格の創設者である川上幸生氏を迎えてセミナーを開催いたしました。 (九州と四国、隣県ですがインテリア産業協会の支部が異なることもあり交流はありませんでした。これを機会に関係を深めていきたいと思っています。) インテリアコーディネーターの地位向上については、「ケーキ箱のおうちづくり」などの親子で参加できるイベントを通して、インテリアの楽しさを伝える活動を続けています。

「古民家を未来の子供たちに残す」セミナーポスター

古民家セミナーの様子

日本の住宅が抱えている問題、そして、これからを生きる子供たちに
何が残せるか、を考えるためのヒントをいただきました。

 

ケーキ箱のおうちづくり

子供たちにインテリアコーディネート、空間づくりの楽しさを知ってもらうイベントでしたが、子供たちの自由な発想力によい刺激ももらえました。

 

- 最後に大分インテリアコーディネーター協会のこれからについて教えてください。

川野:大分インテリアコーディネーター協会では、これまで外部からの知識・技術を「輸入」してきました。これからは大分発の知識・技術を「輸出」できるようにしたいと考えています。その第一弾として、今年は「スタイルマップ研究会」を立ち上げます。「スタイルマップ」というのはインテリアの「テイスト」をマップ化してお客さまとインテリアコーディネーターの持つイメージを一致させるツールのことです。このマップにはインテリアのことだけではなく、ファッションや趣味なども含めることでライフスタイル全体のイメージを共有できるようにもしたいですね。

スタイルマップ研究会の様子

今年から始まったスタイルマップ研究会。
理論的なことはもちろん、実習も交えて、実践的なノウハウを習得していきます。

大分インテリアコーディネーター協会公式ページ
http://ic-oita.com/

 

川野会長

川野好正
株式会社トキハインダストリー
大分県インテリアコーディネーター協会会長
インテリアコーディネーター、2級建築士、福祉住環境コーディネーター(2級)

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